事業内容には記載してるんですけど、イマイチ定着していなくて、
「リフォームもやってんの!?」
と驚かれることもあります。
“アナログ・デジタルの「つくる」で人々を幸せに”を経営理念としているので、間違ってはないかと。
そこそこ評判良くてリピーターになってくれている不動産会社さんもあるんですよ!
安くて驚かれる。その理由
お見積もりを提示した時、これまで同様の工事を大手に依頼していた方からはシンプルに「安くて驚く」と言っていただけます。
正直その理由を書いてしまうと、ウチの会社は施工中の状況確認・管理と仕上がりの確認のところの料金をいただいているだけで、資材単価に上乗せしたりといった細かい数字調整はしていません。
なので、私自身は施工には一切手を出しません。
施工をするのは個人事業主の職人さんたちです。
きっかけは雑談
以前働いていた会社で依頼した工事の下請けの職人さんとの雑談で、大手の下請け以外に個別で仕事受けたりしないんですか?と聞いたところ
「お客様から直で仕事の相談があっても、自分たちは現場で手を動かしてナンボなので、見積もりを手配するのがどうしても遅くなったり、後回しになってしまう…から迷惑かけてしまうので受けにくいんですよ」
と、なんとも心苦しそうな感じでおっしゃっていました。
自身が独立するにあたりこの言葉を思い出し、なら代わりに見積書作っちゃおう…っていうことで、独立後に元々顔馴染みだった職人さんと手を組んだことがきっかけです。
ただ、見積もりを作るだけならただの事務員代行なので、職人さんと施主さんの間に私がいる意味をもっと色濃くすべきだとも同時に思いました。
施主サイドの気持ちになって
施主サイドの気持ちとして
「施工の内容の説明を受けてもわからないことがある。」
ということがあると思います。
私自身が以前に会社に所属していた時に依頼する立場で、コレ結構あったんです。
こちらから聞けば答えてくれるけど、聞かなければそのまま進んでしまう。
かといって、知識がないから質問のしようがない…みたいな経験をした方もいらっしゃるかと思います。
私自身は“知識はあなたの懐刀”という言葉が好きなので、業者さんや職人さんに色々と質問して、知識を蓄えてきましたが、そうもいかない、という人が大多数。
そこで生まれるのは、誤解や話の行き違いといった不安要素ではないかと。
そういったところを払拭するためにも、
- 絶対に必要な項目
- このタイミングで一緒にした方が安く済むけど外しても問題ない項目
- 依頼内容にないが提案したい項目
という形で、見積もりについてご案内させていただくようにしています。
“駆け引きしない”見積もり金額
わかってます。
事業をする人間として、金額交渉とか駆け引きっていうのは大事なこと。
でも、自分はこのリフォーム代理店事業に関しては特にテメェが施工しないのに駆け引きするのは違うなと思っているんです。
だからこそ、見積もり金額は底値で出しています。
なので、値引きは無理です。
大手の直受け工務店で材料の全体仕入れ数なんかの関係で単価が安いところの方が、施工費が安い場合もあります。相見積もりでそういった結果になっても、私は競合の方をお勧めするようにしています。
綺麗事でも何でも無く、施主さんが得することが一番いいと思っています。
それに、もし底値から値引きをするとすれば職人さんの仕事を値下げしてもらうことになり、それは必ず手元に影響すると考えます。
私の祖父の言葉で「職人の仕事に値下げ交渉するな」というのがあったそうです。
それは間違い無いと思ってます。
つらつらと、素直に書かせていただきました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
もし興味を持たれて、お力になれそうでしたらこちらからお問い合わせください。