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サイト作成・デザイン事業 関連

ホームページをリニューアルするタイミングの見極め方

「ホームページを作ったのはもう何年も前。そろそろリニューアルした方がいいのか、まだ使えるのか判断がつかない」

こう感じている方は多いと思います。先に結論をお伝えします。リニューアルの必要性は、「作ってから何年経ったか」ではなく、「今のホームページがどんな状態か」で判断するのが確実です。

古いホームページでも、内容が整理されていて、スマホでも問題なく見られ、ちゃんと更新できているなら、無理にリニューアルする必要はありません。逆に、作って1〜2年でも、スマホで表示が崩れていたり、自分たちで更新できなかったりするなら、早めに見直したほうがいいケースもあります。

この記事では、リニューアルを検討する目安になる具体的なチェックポイントと、焦ってリニューアルしなくていいケースの両方を整理します。

ホームページのリニューアルを検討する目安になるチェックポイントの一覧。スマホ対応・表示速度・SSL化・更新のしやすさ・情報の古さ・問い合わせ数の6項目を整理した図

まず確認したい6つのチェックポイント

次のうち、当てはまる項目が多いほど、リニューアルを検討する優先度は高くなります。1つだけ当てはまる場合は、その部分だけの改修で十分なこともあります。

スマートフォンで見たときに表示が崩れる

スマホで開くと文字や画像が重なる、横にスクロールしないと読めない、ボタンが押しにくいといった状態は、放置しておきたくないポイントです。

総務省「令和6年通信利用動向調査」によると、スマートフォンの世帯保有率は90.5%、個人のスマートフォン保有率も8割を超えています。(総務省の報道資料、2025年5月30日公表)つまり、ホームページを見る人の大半はスマホ経由だと考えたほうが実情に近いということです。

Googleも、検索結果の評価をパソコン版ではなくスマホ版のページを基準に行う「モバイル ファースト インデックス」を2018年から段階的に導入し、2020年にはウェブ全体への展開を発表しています。(Google Search Central公式ブログ)スマホでの見やすさは、訪れた人の使いやすさだけでなく、検索での見つけやすさにも関わる部分です。

ページの表示が遅い、もしくは動きがぎこちない

ページが開くまで数秒待たされる、画像の読み込みが遅い、スクロールがひっかかるといった状態も、見直しのきっかけになります。

Googleの公式ドキュメントでは、表示速度などを示す指標(Core Web Vitals)や、スマホでの見やすさ、過剰な広告がないことなどを、検索結果の評価における自己チェック項目として挙げています。(Google Search Central「ページ エクスペリエンスが Google 検索の検索結果に与える影響について」)ただし、これらは「同じくらい役に立つ内容のページが複数あるときに差がつく要素」であり、表示速度だけで検索順位が決まるわけではないとも説明されています。過度に神経質になる必要はありませんが、明らかに重く感じる場合は改善の余地があります。

URLが「https://」になっていない

ブラウザのアドレス欄を見て、URLが「http://」のままで鍵マークが付いていない場合、通信が暗号化されていない状態です。Googleは2014年から、サイトがHTTPS(暗号化された安全な通信)かどうかを検索ランキングの判断材料の一つとして扱うようになったとされています。影響の大きさ自体はそれほど大きくないとされていますが、今の基準で見ると「https化されていない」こと自体が、サイトの更新が止まっていることの表れになりがちです。

自分たちで更新できない、または更新が止まっている

営業時間や料金、新しいサービスの情報を変えたいときに、「更新の仕方が分からない」「制作会社に頼まないと直せない」という状態だと、情報がどんどん古くなっていきます。

すでに終了したサービスや、昔の料金表、担当者が変わっているのに昔のスタッフ紹介が残っているなど、内容そのものが古くなっている場合は要注意です。訪れた人に誤った情報を伝えてしまうリスクもあります。

デザインや構成が今の時代に合っていない

明確な基準があるわけではありませんが、文字が小さすぎる、情報が探しにくい、競合のサイトと比べて見劣りする、といった感覚的な古さも判断材料の一つです。見た目の印象は、会社やお店の信頼感にもつながる部分です。

ホームページ経由の問い合わせや反応が減っている、もしくは増えない

アクセス数や問い合わせ件数を記録している場合、以前と比べて明らかに減っている、もしくはずっと伸びていないなら、ホームページが今の事業の状況や伝えたいことに合わなくなっている可能性があります。

焦ってリニューアルしなくていいケース

次のような状態なら、今すぐの全面リニューアルではなく、部分的な見直しで対応できることが多いです。

  • スマホ対応・表示速度・SSL化に問題がなく、見た目が気になるだけ
  • 自分たちで文章や写真を更新できていて、情報が古くなっていない
  • デザインは好みの問題で、使い勝手や検索での見つけやすさに実害がない
  • 作ってからの年数は経っているが、上記のチェックポイントにほとんど当てはまらない

「何年経ったから」という基準だけでリニューアルを決めるのではなく、実際の状態を基準に考えると、不要な費用をかけずに済みます。

全面リニューアルと部分的な改修、どちらが向いているか

チェックポイントに当てはまる項目があっても、必ずしも全部作り直す必要はありません。状況によって、次のように選択肢が分かれます。

状態検討したい対応
スマホ表示だけ崩れているレスポンシブ対応(画面サイズに合わせて表示を調整する仕組み)の部分改修
httpのままでSSL化されていないSSL証明書の設定変更(多くの場合、作り直しなしで対応可能)
一部のページの情報が古いだけそのページだけの文章・写真の更新
デザイン・構成・更新のしやすさ全体に課題がある全面リニューアル
そもそも事業内容や伝えたいことが大きく変わった全面リニューアル

判断に迷う場合は、今のホームページの管理画面やデータの状態を制作会社に見てもらい、部分改修で直せる範囲か、作り直したほうが結果的に早く安く済むかを相談するのがおすすめです。

リニューアルを決めたら、次に準備すること

全面リニューアルが必要と判断した場合、次に考えたいのは「何を目的に、どんな内容で作り直すか」です。これは新規でホームページを作るときの準備と基本的に同じです。

よくある疑問

リニューアルの目安は何年ですか

明確な年数の基準はありません。本記事で紹介したチェックポイントのうち、当てはまる項目の多さで判断するのが実情に近い方法です。作って数年でも状態が良ければ急ぐ必要はなく、逆に1〜2年でも複数の項目に当てはまるなら早めの見直しを検討したほうがいいケースもあります。

リニューアルせずに一部だけ直すことはできますか

できます。スマホ対応だけ、SSL化だけ、特定のページの情報更新だけ、といった部分的な対応で解決する場合は、全面リニューアルより費用も期間も抑えられます。まずどの範囲に問題があるかを整理してから、対応方法を検討することをおすすめします。

自分でホームページの状態をチェックする方法はありますか

スマホの実機で自社サイトを開いてみて、表示が崩れていないか、文字が読みにくくないかを確認するのが一番手軽な方法です。アドレス欄のURLが「https://」になっているか、鍵マークが表示されているかも、その場で確認できます。更新のしやすさは、実際に一つ情報を変更してみようとすると、自社で対応できる範囲かどうかが分かります。

まとめ

  • リニューアルの必要性は「年数」ではなく「今の状態」で判断する
  • スマホでの表示崩れ、表示速度、SSL化(https)、更新のしやすさ、情報の古さ、問い合わせ数の変化がチェックポイントになる
  • 当てはまる項目が少ない、または使い勝手に実害がない場合は、今すぐの全面リニューアルは不要
  • 問題が一部分だけなら、全面リニューアルより部分的な改修で対応できることも多い
  • 全面リニューアルが必要と判断したら、目的・素材・予算の整理から始める

自社のホームページがどの状態に近いか分からない場合は、当社にご相談いただくことも可能です。実際の画面を見ながら、リニューアルが必要かどうかも含めて一緒に整理します。

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